だいぶ前のものだが、町田康さんがゲストで出ているラジオを聞いた。
作家としてして持っている信条を聞かれて、自分の中に技術を蓄積しないことと言っていた。
技術を用いるのはその技術が必要な理由があるからで、その理由なく技術だけを用いるようになってしまうと中身のないものになってしまうからだそうだ。
この言葉を聞いて、自分の曲作りがうまくいかない時のことを思い返すと色々と腑に落ちることがあってさっぱりとした。
俳句の締め切りが近づいている。
兼題は「啄木忌」。
啄木の命日は4月13日。
こうした命日を季語に使った句はまだ作ったことがない。
便所より青空見えて啄木忌・・・寺山修司