昨日、埼玉に住む友人から狭山茶が届いた。
狭山茶は鎌倉時代に川越に伝わったのが始まりとされる歴史のあるお茶である。
お茶も種類がたくさんあるので、勉強中の身としては色々なお茶を飲んでみたいところなのだが、大抵お茶は一袋100gで売られている。これが一人で飲みきるにはなかなかの量なのである。
迂闊に多くの種類の茶を同時に開封してしまうと、開封済みの茶でいっぱいになってしまい、品質が落ちてしまう。
なので最近はぐっとこらえて二種類ずつ手を付け、飲みきってから買うことにしているのだが、昨日のお茶の届いたタイミングが絶妙で、まさにお茶屋に買いに行こうと身支度をしていた時に届いたのである。
茶の勉強をしてから狭山茶を飲むのは初めてで、加工の仕上げの段階で他の産地に比べ強く火熱を加えるため、狭山火香という特有の香気があることが特徴らしく気になっていたのだが、確かに他の産地の煎茶には感じない香りがあった。
水出し用のボトルに入れて作った冷茶を知人にも振る舞ったが好評だった。
お返しにと、最近私が毎日のように食べている「つがりあんメロン」から二種類選んで送った。