秋の歳時記が届いた。
次回の9月25日提出分の句会の兼題を頼まれていたのでちょうど良かった。
ぱらぱらと一通り目を通すと「枝豆」に目が止まる。
先日放送されていた歳時記食堂という番組で取り上げられていた
そら豆はまことに青き味したり
という細見綾子さんの句を思い出したのだ。
そら豆は初夏のもので枝豆とはまるで印象も違うが、豆で句を作ってみたいと思った。
豆といえば「ささげ」も気になった。よく見る漢字は「大角豆」だが「豇豆」もささげだそうだ。
以前りんごの作業に来ていた70代の女性が「十六」という種類のささげが美味しくて、毎年それを植えるのだと話していた。もらって食べたが確かに美味しい。しかし「十六」なんてささげは初めて聞いたし、その人も詳しいことは知らなかったので、ずっとわからないままだったが「十六豇豆」と書かれているのを見て、これかと思った。さすが歳時記。
「十八豇豆」も「十六豇豆」と同じものだそうで、恐らく1さやに豆が10〜18個くらい入っていることからこの名前がついたと思われるが、それなら十五も十七もありそうなものだ。
豆では他に隠元豆、刀豆、落花生、小豆、大豆が載っていた。
最近まめにブログを書けてるね。